[Photo by Talex_lee2001 ]
以前、うちのパパがある新聞の取材を受けたことがあります。取材内容は、「パパと子どもだけで1日過ごすとき、どのようにコミュニケーションを取ればよいかのアドバイスをして欲しい」というようなことでした。
といのも、ママが不在でパパがひとりで子どもの面倒をみなくてはいけない場合、どうやって子どもとコミュニケーションを取ればよいか困ってしまうパパが多いためらしいのです。
確かに、私の友人からも「パパひとりで子どもの面倒を見てもらおうとすると、無理だから出かけられないんだよね~」とか、「パパひとりでは子どもの相手を持て余すから、結局実家に連れて行くのよね~」なんていう話をしょっちゅう聞きます。
我が家は、娘(第一子)が生まれた時、夫が1年間育児休暇を取り、妻の私は産後3ヶ月で職場復帰しました。ですので、夫が娘と二人きりの一日を過ごすのは日常茶飯事。子どもとのコミュニケーションもお手のものです。
しかし、実は夫は人と話をするのがそれほど得意な方ではありません。人前で話すだけでいつもあがって変な汗をかいています。そんなパパと生活していたら、娘はコミュニケーション力の低い子に育ってしまうのではないかしら・・・。と、最初は心配もしていました。
しかし、娘が生後3ヶ月くらいになった頃、夫の娘とのコミュニケーション力が激変したのです。きっかけは、パパが娘をひざに乗せて上下に揺さぶりながら「いないいない、ばぁ!」をした時に娘が「ウククククク・・・」と満面の笑顔で声を出して笑ったことでした。
反応があったことに味をしめたパパは、その後、「どうやったら娘が笑うかな?」を色々と貪欲に模索するようになり、徐々に子どもとのコミュニケーション力を上げてきました。
そんな夫を見ていると、子どもとのコミュニケーションのポイントは「恥を捨てて、どれだけバカになれるか」だと感じます。
ビジネスの世界、大人の世界に慣れているパパにとって、このハードルは高いかもしれません。
でも、お笑い芸人だって真剣にバカをやるから人の心を打ちますし、同じように、真剣にバカになって子どもと接しているパパはママの心を打つだろうと思います。つまり、「バカ度」が高いほど「カッコいい度」が高いパパではないかと私は思っています。
以下にうちのパパがやっているコミュニケーション例をご紹介しますので、参考にしていただけるとうれしいです。
● ご飯を食べるのに飽きて、食べるのを嫌がる娘に対して
→「じゃあ、パパが食べちゃおっと!ハムハムハム!うまいうまい!」と言いながら、オーバーに口を開け、口に入れてモグモグする。
(バカ度≒カッコいい度★)
● オムツ替えを嫌がり、お尻丸出して逃げ回る娘に対して
→「よーし、そんなに嫌なら、パパがオムツ履いちゃうぞ!」と言いながら、本当に自分にオムツをつける。
(バカ度≒カッコいい度★★★)
● 娘が好きな音楽を聴くとき
→くねくねと体をくねらせながら手足を振る、はたから見るとかなり奇妙なダンスを踊りながら、大きな声で歌を口ずさむ
(バカ度≒カッコいい度★★★★★)
- ライター
- MAKI
- 1歳の女の子のママ。小学生向け科学実験教室の企画・運営を仕事とし、娘が生まれて3ヶ月で会社復帰。仕事と育児を楽しく両立する方法を模索中。