2009年10月30日

(カテゴリ: 外遊び

ベランダをジャングルに

Kurushima09091

「お庭のある家はいいな~」と子どもがつぶやいた。
「なんでお庭があるといいんだい?」と父親が問うと、子どもはこう言った。
「だって、いろんな虫がたくさん来るんだもん」

父親は集合住宅の狭いベランダをジャングルにする計画をたてることにした。

まずは、食後のデザートで食べた夏ミカンの種を植えることから始まった。
培養土を入れただけのプランター(野菜用の深くて大きいものがお薦め)を用意して、どんどん種を埋めていく。子どもたちは種を埋めるという行為が楽しくて、種を見つけると埋めるようになる。みかんに柿、桃にぶどう、梅干しやピーナッツなんかも!

あとは、「芽が出るかな~」と水やりをしながら気長に待つ。忘れたころに種は芽を出す。(冬を越して春に芽を出すものもある)

いろんな種を植えたから、何の芽が出てきたのかは分からない。しかし、子どもは大喜びする。「すごい!芽が出た!」と。

少し大きくなって枯れてしまう木もあれば、どんどん大きくなっていく木もある。いろんな草が生えてくるので、だんだんと小さなジャングルのようになってくる。木を大きくするためにはたまに草むしりをしてやるほうがいい。それもまた子どもにとっては刺激的。根っこの長さや草の匂いに驚きながら一緒にやってみると、大人も意外にはまる。

柑橘系の木を大きくすると、アゲハがやってくる。小さな木に産み付けられた卵から出てきた幼虫は、あっという間に葉を食べつくす。しかし、翌年には木も大きくなってきて、アゲハを育てるに十分な葉をつけるようになる。子どもたちは毎年やってくるアゲハを見て「今年も帰ってきたね~」とかわいがる。どこからかカマキリやテントウムシなんかもやってくるかもしれない。

土を触ることに慣れてきたら、野菜を作るのがおすすめ。

花は終わると枯れてしまうが、野菜は花を観賞するだけじゃなくて食べることもできる。いろいろとチャレンジしているうちに狭いベランダに数多くの野菜が…。

アゲハが来る柑橘系の木に、野菜や草花。ベランダがジャングルになってくる。子どもが歩くとジャングルを歩いているように見える。ここにベランダジャングル化計画の醍醐味がある。ゴーヤに朝顔、フウセンカズラなんかでグリーンカーテンを作るのも面白い。夏は涼しく、秋には種とり、春には種まき。

身近なベランダでも子どもと一緒に生命の営みに触れることができる。命のつながりに触れる経験は、子どもの心の根っこに大きなものを残してくれるだろう。

くれぐれも、「洗濯物を干す場所がなくなるからやめて~!」なんてママに言われないように気をつけましょう!

kurushima_taro

ライター
久留島 太郎
1970年生まれ。妻と4人の息子(9歳,6歳,4歳,2歳)の6人家族。好きな言葉「笑う門には福来たる」。夢は家族でツーリング。

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コメント





コメント一覧

我が家のベランダも、夏になるとプチトマトとセージのジャングルが出現します。でも来てくれるのは、カラスとオナガに、ときどきスズメくらいで、じっくり楽しめるやつらではありません。
何が出てくるかわからないプランター面白いですね。子どもたちも興味しんしんな様子がよくわかります。この冬は柑橘系の種集めをしておこうかな。

投稿: みやじま | 2009年10月31日 08時45分

こんにちは。

我が家は賃貸マンションで、夏はベランダで緑のカーテンを作っていました。
咲いた花を目当てに毎日訪れる虫を見て、
1歳の子はぞうさんよりも早く「ブンブン(虫)」と言い始めました。

土の感触、におい、触れたり育てたりする楽しさ、いいですね。

でも、悲しいかな…マンションやハイツなど、何世帯も集まる建物では、
寄ってくる虫達を迷惑に思うご近所さんもいると、
よく聞きます。
そこらじゅうに畑があったら、虫はわんさか見かけますが、
それに慣れていない人が多くなった今、
気を使いながらベランダ菜園をしています。

実は私も蜂などは怖いし、住宅街で育ったため虫に慣れていないこともあり、
ベランダ菜園をしていながら、正直虫好きではありません^^;

私みたいに知らないことが怖さにつながることもあるのだけど、
子どもが目を輝かせるのを見て、
我が家のペースでこれからも楽しみたいと思う今日この頃です。

投稿: ぽっぽ | 2009年11月 1日 09時10分

闇鍋のようなプランター(笑)
何が何なのかわからないって楽しそうですね!

我が家は小さいけど庭があるんですが
怠けると雑草という名のジャングルに(怒)
ほんと、大変です(困)

投稿: 片山知行 | 2009年11月 2日 12時58分

>みやじまさん

コメントありがとうございます!
ジャングル仲間がいて嬉しくなりました!

今度は鳥を呼ぶベランダに挑戦してみます。

ちなみに鳥が大好きな私の父親は,野鳥が自分でえさを見つけられなくなるからと,短期間しか庭のえさ台にやりません。
見習わねばと思ってます。

投稿: くるしま | 2009年11月 2日 15時02分

>ぽっぽさん

コメントありがとうございました!

我が家も集合住宅です。
ぽっぽさんのおっしゃる通りで,子どもの目の輝きを大切にしながら,近所の方に迷惑にならない程度に楽しみたいと思っています。
市民農園に申し込みをしているのですが,まだ当たったことがないので,チャレンジし続けています!
隣りの家からカイガラムシが来たり,大変なこともあります。
我が家にもハチが来て困るな~と思うこともあります。

でも,ホントに子どもの目の輝きは大切にしたいです!

投稿: くるしま | 2009年11月 2日 19時09分

>片山さん

闇鍋プランター!
その命名もらいましたsmile

地面から食べられるものが育つということは
公務員に準ずる職業とはいえ,あまり裕福ではない我が家にとっては
とても大切なこと・・・・

私の住んでいる集合住宅は1階の人は庭があるのです。
しかし,4階から1階の庭を見ると
その大変さが分かります!
手入れをしている過程とそうでない家庭の差は凄いですsmile

投稿: くるしま | 2009年11月 2日 19時16分

>種を見つけると埋めるようになる。みかんに柿、桃にぶどう、梅干し>やピーナッツなんかも!

なるほど!なんでも植えてみるって楽しいですねー。
前のマンションでは、プランターを置くとネコがトイレにして臭くて撤去してしまったのですが、またいろいろ植えてみたいなぁ。
昔は食べたネギの根を植えて、必要なだけとっては食べていました。
便利なんですよ、これが。

投稿: 百世 | 2009年11月 3日 18時06分

>百世さん

コメントありがとうございます!

我が家も一時,メダカの水槽がハトの水浴び場になり大変でしたが,
今は大丈夫になりました!

安全なネコよけの薬みたいなものもあるので,チャレンジされてみてはいかがでしょうか?(子どもが触っても大丈夫という,クレヨンみたいに土に刺すタイプのものを使ったことがあります)

ネギは今度やってみます!情報ありがとうございました!

投稿: くるしま | 2009年11月 4日 10時28分

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