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2009年10月

2009年10月30日

(カテゴリ: 外遊び

ベランダをジャングルに

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「お庭のある家はいいな~」と子どもがつぶやいた。
「なんでお庭があるといいんだい?」と父親が問うと、子どもはこう言った。
「だって、いろんな虫がたくさん来るんだもん」

父親は集合住宅の狭いベランダをジャングルにする計画をたてることにした。

まずは、食後のデザートで食べた夏ミカンの種を植えることから始まった。
培養土を入れただけのプランター(野菜用の深くて大きいものがお薦め)を用意して、どんどん種を埋めていく。子どもたちは種を埋めるという行為が楽しくて、種を見つけると埋めるようになる。みかんに柿、桃にぶどう、梅干しやピーナッツなんかも!

あとは、「芽が出るかな~」と水やりをしながら気長に待つ。忘れたころに種は芽を出す。(冬を越して春に芽を出すものもある)

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2009年10月30日

(カテゴリ: 育児ガイド

風邪の予防対策~手洗いとうがい~

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インフルエンザが流行していますね。

僕の住んでいる関西のあちらこちらで、学級閉鎖、学年閉鎖がたくさん起きています。神戸は日本での第一例発症なので、皆さん特に敏感になっておられます。

この時期の感染症予防の大原則はやはり「うがい」「手洗い」です。

皆さんはしっかりとできていますか。

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2009年10月29日

(カテゴリ: 外遊び

エコカー時代のオートキャンプ装備

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エコカー(注)が売れています。今年9月の国内新車登録台数のベストテンでは、ハイブリッドカーがダントツのトップ、大半が低燃費の軽自動車やコンパクト車となり、大型RVや高級車は圏外です。背景にはエコカー減税・補助金もありますが、近年、消費者の環境意識の高まりや環境技術の発展を考えると、将来的にもエコカーが主流となることはまず間違いありません。(注:一般的に環境負荷の少ない低公害車)

現在のエコカーの多くは、家族4人乗車を標準とした4ドアセダンまたはハッチバックと言われるタイプですが、これからの時代は家族でオートキャンプに行く場合にも、エコカーを利用したい家庭が多くなると予想されます。かつての大型RVのような大きな荷室は持たないため、キャンプ装備にも工夫が必要ですね。

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パパスイッチの記事執筆にご協力いただいているファザーリング・ジャパンの代表安藤哲也さんと『育児ガイド』でお馴染みの小崎恭弘さんにより執筆された本、『パパルール あなたの家族を101倍ハッピーにする本』を抽選で3名様にプレゼントいたします!!

下記の募集要項をご確認のうえ、ふるってご応募ください!!

【募集要項】
期間
2009年10月28日(水)から11月18日(水) 23時まで

当選者人数
抽選で3名様にプレゼントいたします。

応募方法
応募フォーム(下記ボタン)より必要事項をご入力のうえ、ご応募ください。

当選者の発表について
11月下旬頃、当選者の方にのみメールにてご連絡をさせていただきます。尚、賞品の当落に関するお問い合わせにはお答えできません。予めご了承ください。

プレゼントの応募は締切ました。たくさんのご応募ありがとうございます。

また、執筆者である小崎恭弘さんからコメントをいただきました!

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2009年10月28日

(カテゴリ: 料理

牛肉とアスパラのからあげ

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毎日作る料理だから、めんどくさくてはいかん!という趣旨でいつも書いていますが、今回はいつもよりお手軽な料理ではありません。個人的には超めんどくさいと思っている揚げ物です。仕込がすべて済んでいるタネを買ってくるのが一番の手抜き料理ですが、それじゃあコラムにする意味が無いので今回はちょっと変わりダネを。そしてもちろん、いつもの手抜きポイントもあります!

というわけで今回の料理は…「牛肉とアスパラのからあげ」です!!

牛肉って普段あんまり揚げ物にしないでしょう。

でもウマイんですよ!これが!

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2009年10月27日

(カテゴリ: ママサポート

女って、おしゃべりですか?

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[Photo by Shaqadelicbabe]

仕事に疲れ、満員電車に揺られて、やっと帰ったと思ったら、今度はママからの小言。

「今日、公園で同じ年頃の子と、こんなことがあってね」
「最近ちっとも言うことを聞いてくれないの。あなたからも一言言ってよ」などなど。

「少しは休ませてくれよ~」ってお気持ち、分かります。そしてさらに、「育児はおまえの仕事だろ!」と、まったく関わろうとしないパパまでいるのも事実。

いざせっかく相談にのってみても、たわいのないことだったりして、わざわざ時間をさく価値のないように感じられるかもしれません。なんでこんなことをいちいちと、だんまりを決め込みたくなるお気持ちも分かります。

それを「男と女の違い」「女はおしゃべりだから、つきあいきれない」って意見もありますが、実は違うんです。

私自身、ものすごく会話に飢えて、友人知人に電話しまくった時期がありました。それは、会社を辞めてフリーのライターになった直後。丸1日のうちで人と会話をしたのが、コンビニで言われた「ありがとうございました。」だけだったり。昼夜の別なくパソコンと一体化したような日々。

すると、夜になると何か溜まったものを吐き出したくて、連日長電話してしまいました。これって、テレビじゃだめなんです。一方通行で、あくまで観てるだけじゃないですか。自分と相手とのやりとり=会話に飢えているんです。

本来、どちらかというと無口な私は、会社で仕事していたころ、打ち合せ以外は作業に没頭し、まさに男性のような状態。

それが自宅でフリーになっただけで、まさか自分がそんなに会話に飢えるなんて、正直ビックリしました。しばらく海外で暮らしていたときも、同じような衝動がわきあがったことを覚えています。

そこで悟ったのは、「人間って、社会的な生きもの」なんだってこと。

つまり、ママは主婦として家庭という孤島で、日中ずっと孤軍奮闘しているわけじゃないですか。社会から切り離された環境が、心の不安や会話への飢えを生み出してしまうんです。

そこへ帰ってくるあなたは、ママにとって、黒船!…いや長崎の出島!…いやいや、救世主!なんです。

というわけですから、夜の闇の中でピカーッと光る灯台のように、パパの帰りが待ち遠しいのがママ。今日一日のこと、話したくって、仕方ないんですよ。
お疲れとは思うんですけれど、どうぞママの話に耳を傾けてみてください。「ただ聞いてもらう」だけで、まずは「自分は一人じゃない」という安心感が満たされて、落ちつきます。だって、目的は「会話すること」なんですから!私も深夜にただ長電話するだけで、落ちつきました。

返事は、相づちだけでもいいですが、たまに「それは大変だったな」と認める言葉を混ぜると、効果バツグンです。

次に、具体策を求めて来られたら、「おまえは、どうしたいんだ?」と本人の意向を聞いた方が早いです。ママはあれこれ理由を話しますが、実のところは自分の希望を正当化したいだけ。一つひとつ検証しても、進展しません。それどころか、くってかかってきたりしますから。思いも寄らない飛び火を負わないよう、君子危うきに近寄らずです。ママの求める方向をさりげなく察知して、賛成してあげればいいだけ。

もちろん、育児に積極的なパパの場合は、お互いの考え方をすりあわせるのがベターと思いますよ。

ママ自身も初めての育児で悩んでいる場合は、「こうやってみたら」と提案型で。一人で責任を負っている感が、不安を強めてしまうので、「共有」していることが伝われば、OK!

夫婦の会話は、ママをホッとして、スッキリさせてくれますよ。

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ライター
百世 瑛衣乎
男性に楽しく家事をやってもらうカリスマ。TV出演多数。著書に『家事する男の作り方』など。不妊~高齢出産を経て、娘を抱えるシングルマザー。
ブログ:この地球の、同じ時間を *百世のカフェ・ルーチェ*

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[Photo by Hyperspace328]

「まだまだ若いから残業をいっぱいしても、体力は自信があるし、多少の無理は効くだろう」なんてことを言って、日々の健康管理を疎かにして、安易に残業漬けの生活を続けていませんか?

過重労働はあなたの健康を蝕み、しまいには命さえも奪ってしまうかもしれませんよ・・・。

これは決して脅しではありません。過重労働によって脳・心臓疾患を発症し労災認定を受けた人の世代別の割合をみてみると、若い世代ほど過労で脳・心臓疾患を発症すると死亡にまで至るケースが多いというデータもあるんです。
 
でも残業を減らすって、本人の努力があっても企業の経営層の取り組みが低調だと、現実的には難しいという面もありますよね。ただ、過重労働が原因で体を壊したり、死亡したりするという事態だけは何としてでも避けるべきなのは当然。

では、とりあえずは長時間労働をしても耐えられる健康づくりをするしかないのではないでしょうか。

健康を害してしまい、子供や妻につらい思いをさせたくなければ、日々の健康管理に気をつけることくらい何のことはないでしょう。

健康づくりで最も重要なのは運動量を増やすということ。

「運動をしなさい」と言われると、「フィットネスクラブに入って運動しなければいけないの?」とか、「今さらやったこともないスポーツをするのが面倒くさい」とか、考えてしまい、何か特別なことをしなければ運動したとは言わないのではないかと思う人も多いようです。そうしたスポーツをするということも当然大切ですが、ここでいう「運動」とは、「日々の身体活動量」を増やすということを指しています。

例えば、デスクワークが多い仕事でも、昼休みに30分歩くとか、あとは通勤中や移動中でエレベーターやエスカレーターをまったく使わずに階段を上るとか。こうした活動を小まめに重ねるだけでも、一日のカロリー消費量は上がります。

特に都内の地下鉄は、ありがたいことに非常に深いところに掘っていただいているので、その分階段の長さもとっても長いですよね。多少は疲れるけれども、ここは子供や妻のことを思って、一気に上り切ってしまいましょう!

さらに、一段抜かしで上れば筋力アップにも繋がります。筋力がアップすれば、基礎代謝率も上がり、脂肪の燃焼を早めてくれます。なかなか来ないエレベーターをボーっと待っているよりも、数階分であれば階段のほうが早いことも多々あります。エコにもなりますしね。

便利な社会に慣れ過ぎていて、なかなか踏ん切りがつかないかもしれませんが、エスカレーターに乗っている人を横目に、さっそうと階段を上るパパの姿はとてもかっこいいと思います。

こうした日々の努力を重ねることで、健康な体を築き、生活習慣病を防ぐことができます。つまりそれは、多少の過重労働にも耐えられる体を作るということでもあります。

事実として残業を減らすことが難しい状況にあるのであれば、大切な子どもたちのことを思って、日頃の身体活動量を増やすことから考えてみてはいかがでしょうか。

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ライター
吉田 大樹
労働関係の専門誌の記者。1977年生まれ。埼玉在住の3児のパパ。妊娠出産母乳以外は家事育児何でもやります。皿洗いが一番好き。趣味は哲学すること。
ブログ:ヨッシー・ハイロックの日々是哲学

2009年10月23日

(カテゴリ: 外遊び

公園遊びの極意!

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[Photo: 茨城県つくばみらい市福岡堰さくら公園]

過ごしやすい気候の秋、休日には子どもと一緒に公園で遊ぶパパも多いと思います。

子どもが小さいうちは、滑り台やジャングルジムなど、落っこちはしないかとビクビクしながらつきっきりで遊ぶのが当たり前。三歳を過ぎてきて、基本的にはどの遊具も一人でこなせるようになったくらいからは、子どもは遊具にかかりっきり、パパはそれを遠くで眺めるだけ、という構図になってしまいがちではないかと思います。

でもそれってめちゃめちゃもったいない!

真剣に遊具に向かう子供達と一緒に、ぜひパパ達自身もついていって、一緒になって遊んでみてください。

特に、大きめの公園にある、滑り台や網のつり橋、展望台なんかのたくさんついたアスレチック的な大きな遊具、これは大人が遊んでも実はかなり楽しい!体の動きだけ取ってみても、自然とストレッチ的な動きになるものや、何周もやっているうちに筋トレ的になってくる動きもあり、健康面でもプラスになること間違いなし。そして、なによりも・・・

そこには、なかなか階段を登れない知らない小さなお友達を下から心配そうに見守り、時に手を貸してあげている子どもたちの姿、中には順番を守らずに割り込む子どもたちがいます。

(割り込む子どもがいたら、誰の子だろうが、きちんとガキ大将的にしかりましょう。ニュアンスの微妙な違いなのですが、大人的に叱り飛ばすと子供たちはただ萎縮するだけですが、一緒に遊ぶちょっと大きなお友達的な、即ちガキ大将的な感じでしかると、思いのほかきっちりとこちらの意図を組んで反省してくれます。)

公園には、初めて会った子供たちが何とはなしに言葉を交わし、いつの間にかお友達になっちゃう、そんなコミュニケーションがあります。

公園の遊具の中の世界はパパの知らない子供達の世界。子供は子供で遊ばしておけばいいの、パパは入っていくべきじゃない、なんてお考えの方もいらっしゃるでしょう。でも、だまされたと思ってちょっと一緒に遊んでみてください。

大勢の子どもたちの立ち居振る舞いや、子ども同士のコミュニケーションを目にするのって、我々大人達のそれのように会社名や世間体など様々な鎧に守られすぎたものなく、かなり柔軟かつ赤裸々な心と心、体と体のコミュニケーションで、人と人とのコミュニケーションの基本の姿が改めて認識できてとても新鮮だと思います。

子連れではない大人が子どもと一緒に遊具で遊ぶのって結構抵抗感が強いですが、パパである、ということって、こうした大人がやっても楽しいけど中々入り辛い世界、忘れてしまっていた新鮮なコミュニケーションの世界への入場券をもらっているのと同じことでもあると思います。それなら、その入場券、使わない手はないでしょう。

ぼやぼやしてるとあっという間にその入場券も期限切れになりますよ。恥ずかしいことなんか全くありません!

さあ、今週末は公園の遊具へ猛ダッシュです!!

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ライター
長友 英哲
1977年宮崎県生まれ関東近辺育ち。某総合商社管理部門勤務。
同い年の妻と4歳男児の3人家族の大黒柱。カヌー、釣り、キャンプ等の地球と戯れる遊びが大好き。
ブログ:BOBLOG

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[Photo by kenty]

子どもができると、ママがブルーな気持ちになることがあります。その原因はホルモンバランスの変化や慣れない育児の疲れ、孤独感など様々です。私も長女を産んだとき、ブルーな気持ちで心が晴れない日が続くことがありました。

私のブルーな気持ちの原因は「母乳コンプレックス」。すなわち、母乳で子どもを育てたいのに、十分な量が出ないことへの劣等感によるものでした。

男性からすると、「体質によるものなのだから、出ないのはしょうがないじゃない。悩んでもしょうがないよ。」と思われることかもしれません。確かにそうです。ママだって頭では分かっているのです。

しかし、母乳で育てたいと思っているママにとって、お腹を空かせた我が子が必死に自分のおっぱいに吸いつき、出が悪いために泣き出してしまう様子を目の当たりにすると、どんなに頭で分かっていても「ママのおっぱいがでないから・・・。私が悪いんだ・・・。」という気持ちになってしまうのです。

我が子の子育ての責任はママとパパ両方に均等にあるはずです。

しかし、母乳やミルクで育てる乳児期は特に、ママ主体で授乳することが多いためか、ママが全責任を背負っていると思いがちになります。私の場合がまさにそうで、「おっぱいが出ない・・・私のせいだ・・・私がなんとかしなきゃ・・・」と自分ひとりの責任に感じ、なすすべがない出口の見えない状況に悩んでいました。

そんなときパートナーである夫が「君の子でもあるけど、俺の子でもある。母乳が出なくても全然俺は気にしない。君はよくがんばったし、その結果、ミルクで育てるのだから、立派に育つよ。」と授乳の問題も二人の問題として考えてくれたらどうでしょうか。
いっぺんにコンプレックスや孤独な気持ちが吹き飛ぶのではないでしょうか。

しかし、私の夫の場合は、一生懸命「母乳の出がよくなる方法」を調べ、考えてくれ、母乳マッサージや穀物中心の食事などの母乳促進活動に協力してくれました。

もちろん、このような協力姿勢はとてもありがたいものです。しかし反面、コンプレックスを増長させる場合もあります。

そんな時、コンプレックスや孤独感を吹き飛ばす「僕も責任を持つよ」の覚悟が込められた一言も一緒につけてあげるとどうでしょう?ママはとても心強く感じると思います。

パパの一言で育児ブルーになるママも減るのではないでしょうか。

ライター
MAKI
1歳の女の子のママ。小学生向け科学実験教室の企画・運営を仕事とし、娘が生まれて3ヶ月で会社復帰。仕事と育児を楽しく両立する方法を模索中。

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[photo by scarletgreen

いわさきちひろ美術館というのが東京と長野県の安曇野にあるのをご存じだろうか。ここではいわさきちひろ本人の絵画ほほか、仕事場が再現されていたりもするが、加えて絵本の原画を収集していて、世界各国16,600点以上の原画が集められている。

そこで見かけた原画に魅せられて購入したのが、今回紹介する『十万本の矢』(岩波書店)。三国志の一シーンを描いたもので、文章:唐 亜明、絵:于 大武とそれぞれ中国の人によるものだ。

僕は三国志のよい読者ではまったくなくて、横山光輝の漫画で内容をかじった程度なのだが、十万本の矢のエピソードは有名なのでご存じの方も多いかもしれない。諸葛亮孔明の知恵により、わずか3日間で十万本の矢を手に入れるという話なのだが果たしてその方法は・・・?

という話ももちろん面白いのだが、本当に絵が素晴らしいと思う。東洋的な細目でつりあがった目は極めてオリエンタルな趣ですぐにその世界にひきこまれる。策士である孔明や周瑜の住まう環境の優雅でゆったりとしたところや、戦にむかう船にもユニークな装飾がしてあったりするところをみると、戦争という一大事に対しても余裕みたいなものが感じられ、時間の流れが“今”とは全く違うように思う。

この本は小さい子どもにはもしかしたら不向きかも知れない。かくいう我が家もあまり好評ではなかった。親が進んで読んで聞かせるくらいで、なかなか「これ読んで!」と持ってくる本には入ってこない。

まあ、しかしたまにはいいじゃないか、と思う。いや、本当に素晴らしいのだ。持っていて絶対損はない、と思って僕はときどきまるで画集を見るような気持ちで自分のためにこの本を開く。

実はうちにはこういう類の本が何冊かあって、もう一冊紹介する『ジス・イズ・ニューヨーク』も子どもにはちょっと受けが悪かった本のひとつ。ここで描かれているのは1960年ごろのニューヨーク。そのあたりの雰囲気を楽しめる。絵はクールなイラストちっくでかっこいいのだが、この辺は子どもにはなかなか伝わらないかも。僕はニューヨークが好きなのでこれを選んだが、このシリーズにはサンフランシスコ、ロンドン、パリ、ローマ、ホンコンなど18都市分あるので、みなさんお好きな都市を選んでみるとよいと思う。
いずれこういう「本を所有する喜び」、みたいなことも子どもと共有したいな、と思いつつ・・。

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ライター
奥平 亨
1967年生まれ、妻に息子と娘の4人家族。子育てを言い訳にいろいろ遊びまわりたい!今のところ息子の興味はパパの好みと一致しています。

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[Photo by amaoto]

3年前に子どもが生まれて少し経った頃、父ちゃんが誰かに聞かれてこう答えていました。

「カミさんに言われたことをサクサクやるのも、立派なファザーリングやと思うんですよ。ハハハ。いわば、パシリですわ。」と。

それを聞いていた当時の私は、正直いい気がしませんでした。
「なにー?まるで私がアナタをパシリ扱いしてるみたいやん!やってほしいことに気付いてくれへんから、言いたくないのにお願いせなあかんだけやのに。」と。

でも、最近ちょっと考えが変わってきました。父ちゃんの言うこと、一理あるかもしれません。

理想を言えば、家事や育児の流れを読みつつ頼まなくてもいろいろとやってほしいんです。催促するのは気が重いしお互い気持ちよくないですものね。でも、「気付き度」「気付くポイント」って人により違ってて当たり前だし、そろそろ「父ちゃんの気付かないポイント」もわかってきました。

「なんで気付いてくれへんのやろ。」
「もう、いつも私ばっかり・・・。」

なんて悶々としてたらそれだけで疲れちゃうし時間がもったいない。だから、期待して待つのではなく、気付いて欲しいことは遠慮なく口にしようと考えを変えてみました。

あれこれお願いするのは初めは気が引けましたが、それで私がやるべきことがさっさと済んで家事や育児がうまく回り、結果的に家族みんながハッピーなら、父ちゃんの言うところのパシリ(言葉は悪いですが)は、確かにファザーリングと言えなくも、ない?かな?なんて。

ただ、お願いするときには「今じゃなくてもいいんやけど…」、「もしお願いできたら…」などのクッションをなるべく付けるようにしています(いえ、今スグに、ゼッタイやって欲しいことばかりですけどね)。少しでも気持ちよく引き受けてもらえるかなという思いと、そうすることで私も頼み過ぎの罪悪感が多少減る気がするんです。

もちろん、カテゴリによっては父ちゃんの気付きポイントが満載のシチュエーションもあるわけで、そんなときは私がパシることだってたまにはあることも、一応付け加えさせてくださいね(笑)。

子どもが生まれて、より愉快&複雑になっていく暮らしを作っていく中で試行錯誤を繰り返し、アタマではわかっていたつもりの「適材適所」、こんな基本的なことが遅ればせながらようやく認められるようになってきた我が家です。『理にかなったパシリは快く引き受ける』これがうちのルールかな。

だからパパさん、ママさんのお願いには是非気持ちよくサクサク(ここポイント!)応えてあげてくださいね。そうすれば、ママが笑顔⇒子どもも笑顔⇒パパも笑顔⇒家族がハッピー!が完成です!

ライター
歌う母ちゃん♪
夫婦共に関西出身。怪しい関西弁を操る3歳男児と東京暮らし。資格取得に向けた勉強、趣味が高じて始めたパート、子連れゴスペルにはまる日々。2010年3月に第二子出産予定。

2009年10月22日

(カテゴリ: 絵本

勧善懲悪 ~絵本界のヒーロー~

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[Photo by nobuyukitakezawa]

子どもたちに大人気のヒーローといえば、「仮面ライダー」。

私達が子どもの頃の仮面ライダーは、妖怪が善良な市民に危害を加えているところ、仮面ライダーが現れ、市民を助け、妖怪をやっつけるという単純なもの。その単純なストーリーが面白かった。

しかし、最近の仮面ライダーはというと仮面ライダーが何人も存在し、仮面ライダー同士が戦うということも珍しくない。昔の仮面ライダーに慣れ親しんだ世代には仲間割れ?誰が敵?毎回見ている子どもに説明を受けないと理解できない。

そして、大人たちに大人気のヒーローといえば「水戸黄門」。ヒーローの姿は違うものの、そのストーリーは昔の仮面ライダーと同じだ。

なぜ人気があるのか?

それは、毎回物語のシナリオは同じで、悪人登場、善良な民がピンチ、ヒーロー登場・ピンチ・逆転、悪人退治。と視聴者の思うとおりに物語が展開される気持ちよさがうけているのではないか。

やっぱり「勧善懲悪」がはっきりしていて、単純なストーリーがいい。絵本の世界にもそんなヒーローが存在する。
その絵本とは

くろずみ小太郎旅日記

作者は「ねぎぼうずのあさたろう」でおなじみの飯野和好さん。絵も独特のタッチで、インパクトがある。なんと言ってもストーリーがとにかく単純明快。文も少なく、読みやすい。あっという間に終わってしまうが、ストーリーはまさしく昔の仮面ライダー・水戸黄門そのものだ。

善悪がはっきりしていて、勧善懲悪のストーリー、しかも単純明快とくれば、もちろん子どもにも大人気。シリーズ化されて「その6」まで出版されているが、物語がつながっているので「その1」から順に読んでいただくことをおすすめする。

大人にとっても読んでて、とても楽しい絵本。子どもとのコミュニケーションツールにおすすめの1冊です。

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ライター
荒巻 仁
1970年生まれ 妻と3人の男の子の5人家族。たくさんの子供たちの前に出るのが大好きで、紙芝居のイベントも開いている。家庭での絵本読み聞かせはパパ担当。
ブログ:パパクラブ活動日記

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[Photo by gingerlillytea]

結婚するまでにラブレターを書いたという方、多いのではないでしょうか。

でも結婚してパパになった今でも書いているという方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。結婚したからもうラブレターを書かない、というのもちょっと寂しい気がしませんか。

いえいえ、そんな長いラブレターでなくてもいいんです。何かちょっとしたイベントや記念日にラブレターという名の「手紙」を書いてみませんか。

育児中のパパママは仕事に育児に大忙し。時間の余裕がない方も多いでしょう。そんなときこそ、ラブレターで心を癒してみてはいかがでしょうか。
パパが書くラブレターの効用はママだけにあるのではありません。パパも心が癒される効果があるのです。

・手紙に書くとちょっと改まった感じで気持ちが整理できる。
・面と向かっていうとちょっと恥ずかしい内容のことでも文字にすれば伝えやすくなる。
・気持ちを素直に書きやすい。
・冷静に客観的に書くことができる。
・手紙に書くことで、現実のものとなりやすい。

例えば、今度行きたいと思っているレストランに食事に行こうね!など。
・手紙を書いている間は、ママや家族のことを真剣に考えることができる。
・感謝の気持ち、愛しい気持ちが湧いてくる。

いかがですか。昔を思い出してラブレターをしたためてみませんか。または書いたことがないという方は、ママや家族のことを想って気持ちを伝えてみませんか。

「時間がないよ」なんていわずに、例えば、会社で昼休みに書くとか、ちょっと朝早く起きて書く、仕事が終わってから書く、夜、皆が寝てから書くとか、10分ほどのほんの少しの時間でも心のこもった手紙が書けると思います。
記念日のカードや何かあったときに一言カードでもそのときの気持ちを伝えるには十分だと思います。

パパからママや家族のことを想ってくれる気持ちが伝わるというのは、ママにとって強力な支えになるし、妻としての自信につながり、夫婦の絆も強くなります。そうすれば自然と育児も楽しくでき、毎日がハッピーに過ごせます。パパの気持ちをラブレターにのせてぜひ送ってみてください!

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ライター
田中 直子
隠れ家サロン・温楽空間のセラピスト 兵庫県出身、東京在住。家族は愛する夫と4人の子どもたち。 特技は中国語とお菓子作り♪好きなことばは、チャンスの前髪をつかめ!
ブログ:こどもたちとだんなとわたしと隠れ家サロン「温楽空間」

2009年10月21日

(カテゴリ: 料理

今日のご飯はパパが炊く!

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[Photo by hanakodo]

「秋の味覚」皆さんはどんな食べ物を連想しますか?

秋刀魚、きのこ類、さつまいも、秋ナス、新米も美味しい季節ですし、果物では柿、梨などがありますね。また、秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋なんていうフレーズがありますが、料理コラムということで、もちろん「食欲の秋」がテーマで、今回の食材は「栗」です。

うすうす気付いている方もいらっしゃると思いますが、そうです!栗はスーパーで買いません!拾ってくるのです!普通に食材は入手しません!
前々回はで、前回は朝市で食材を調達したカッコいいパパは、栗拾いに出発です!「行楽の秋だけど、子どもと一緒にどこに行こう」と考えているパパさん!栗拾いは一石二鳥!「行楽の秋」と「食欲の秋」を一挙に堪能できます。
インターネットで「栗拾い」と検索すれば、さまざまなサイトで栗拾いのマナー、服装、場所などを調べることができますので、ご覧になって下さい。

はい!今回の料理は「栗ご飯」です!
栗ご飯は、もち米で炊くおこわがありますが、今回は、うるち米(普段食べているお米)で炊いてみます。

栗ご飯レシピ(炊飯器)

【材料】
お米(うるち米)  3合
栗(大)  10~15個
醤油  大さじ2
めんつゆ  大さじ2
酒  大さじ2
塩  ひとつまみ

1.栗を一晩水につけます。
2.栗の鬼皮と渋皮を剥き、30分ほど水につけてアクを取ります。
3.ご飯を3合研ぎ、3合分の水を入れてから栗、醤油、めんつゆ、酒、塩を入れます。水量が多くなりますが気にしないで下さい。
4.炊きます。炊飯器によって「炊き込み」ボタンがある場合は、「炊き込み」ボタンを選んで下さい。
5.炊き上がったら軽くかき混ぜて出来上がり。

このほか、黒豆、油揚げや人参を短冊切りにして入れても美味しいです。味付けは好みですので、いろいろ工夫してみて下さい。また、土鍋で炊けばおこげも堪能できます。チャレンジしてみて下さい。
ただ、この栗ご飯、栗の皮を剥くのが大変ですが、大変なだけあって美味しさも格別です。行楽の秋、味覚の秋を堪能してみてはいかがですか?

ワンポイント・アドバイス
・栗は3日から30日位冷蔵庫で冷やすと糖度が上がり甘さが増すそうです。
・子どもは栗ご飯を食べる時、まず先にご飯を食べて、栗をとっておくことがありますが、それは栗をあとからゆっくり堪能するのであって、嫌いなものではありません。なので、横から栗をとらないで下さい。栗をとられた子どもは、もの凄く怒ります。

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豆アジの焼干し~料理を楽しむいろんなカタチ~

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ライター
片山 知行
ユナイテッド・プラス株式会社 代表取締役
71年新潟県生まれ。中2長男と小3長女のシングルファザー。
ブログ:シングルパパは社会起業家!

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1年半前に子どもができて何となく感じるのが、子どもを持つ女性(ママ)にウケる話は独身女性とは違うということだ。

男性もそうなのかもしれないが、独身時代は「自分の人生を楽しむ」ことに関心が高く、あまり生活臭のしない話題が比較的好まれたような気がする。ところが、結婚し、子どもができると女性の関心事は大きく変わる。家事・育児に追われ、掃除、洗濯、料理など、子ども(と旦那)の面倒をみるために家で過ごす時間が増える。そうすると、興味・関心のあるテーマは自然とその方面に移ってくるようなのだ。

私はもともと好きで家庭菜園をやったり、料理をしたり、保存食を作ったりしていたのだが、それらの話題への女性の受けが良くなったと感じる。別段私の話がうまくなったわけではないので、話す相手側が変わったのだろう。

中でも関心を引くのが、保存食づくり・・・

自宅で味噌や梅干し、干し柿、魚の干物などを作っていると言うと、尊敬のまなざしを向けられることが増えた(単なる思い込みかも知れないが)。実はこれら、やったことがないと難しく感じてしまうのだが、やってみると意外と簡単なのだ。塩を振る、皮を剥く、混ぜる、といった男性が比較的得意とする「図工」の延長でできてしまうものが多い。料理は苦手という男性の皆さんは、まずは保存食づくりから挑戦してみてはいかがだろう?そうすれば食材に愛着が湧いて料理にも手が伸びるかも知れない。ママは「パパがまた何かおかしなことを始めた」と冷たい目で見ずに、温かく見守ってあげて欲しい。

さて、今の季節に簡単に作ることができる保存食を紹介したい。それは「いくらのしょうゆ漬け」。冷蔵庫では4日くらいしか持たないが、冷凍すればかなり持つのでここでは一応「保存食」ということにさせて頂く。

作業の所要時間は15分ほど。手軽にできて、晩酌のつまみにもなるし、普段のおかずにもなる。市販のいくらは見栄えをよくしたり、賞味期限を延ばしたりするために添加物を入れていることもあるが、手づくりすれば無添加で安心。味も格段においしいのだ。ちなみに、1歳5カ月になるうちの娘の大好物でもある。

『いくらのしょうゆ漬け』

【作り方】

(1) ぬるま湯(30~40度)を入れたボールに塩をひとつかみ入れ、薄皮のついた生筋子をばらばらにほぐす。多少粒が潰れても気にしない。
(2) ボールに水を入れ、膜のカスや潰れたイクラを何度か洗い流す。
(3) イクラをざるに上げ、水気をよく切る。
(4) 漬け汁として、酒2、醤油1の割合で鍋に入れてひと煮立ちさせてから冷ます。
(5) 水気を切ったイクラをタッパーなどの容器に入れ、冷めた漬け汁をひたひたに入れる。
(6) 冷蔵庫で寝かせて、味がなじんだら食べる(1日後くらい)

甘めの味が好きな人は漬け汁にみりんを入れてもよし、昆布・カツオだしを加えても旨味が深まっておいしい。

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ライター
柳田 啓之
1975年生まれ。環境・CSRコンサルティング会社に勤める。第一子の誕生を機に育児休業を約1年間取得。育児をしながら家庭菜園や料理などを楽しむ。
ブログ:育休パパのエコ育児

2009年10月19日

(カテゴリ: 絵本

図書館は、絵本の宝庫。

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[Photo by Buzz Light Beer]

夏休みも終わり、すっかり秋も深まってきた今日この頃。

普段は絵本なんて読んだこともないパパも、絵本を読むのが大好きなパパも、絵本で子どもをとりこにする絶好のチャンス!そう、食欲の秋、運動の秋、そして読書の秋です。

「読書の秋」というからには、パパと子どもと一緒に読み切れないほどの絵本に囲まれてみたいもの。とはいえ、このご時世そんなにたくさんの絵本を一度に買うことはなかなか厳しいし、どれを選んでいいかもわからない。

そんなとき、悩めるパパの味方になってくれるのが街の図書館なのです。

そう。図書館なら、何冊借りてもタダ!なんです。だからナンセンスな絵本を借りてもママに怒られることはないし、借りた絵本がイマイチだったとしても、そっと返せばいい。せっかくだから、子どもの名前で図書館の利用カードを作って、借りてみましょう。

パパと子どもと半分ずつ選んでみても面白いですね。20冊まで借りられるとしたら、パパが10冊チョイスして、子どもが残りの10冊をチョイスしてみる。

すると、必ずお気に入りとの出会いがあるんです。一通り読んだあとに、なぜか何度も何度も読み返したくなっちゃう絵本と、必ず出会えるんです。

私がそんな運命的な出会いを果たした絵本の一つが『おさじさん』(松谷みよ子あかちゃんの本)。

おさじのかたちをした「おさじさん」が、おかゆを「おくちにはこんであげますよ。」とうさぎさんに話しかけるのですが、うさぎさんは「いいの いらないの」といって意地を張ってひとりで食べてやけどをしてしまいます。それを見たおさじさんは、にっこりと微笑んで「おてつだいいたしましょう」と言って、うさぎさんのお口におかゆを運んであげるのです。そして、おさじさんの運んだおかゆを食べたうさぎさんは「ああ おいしい」と満足そうな顔をしながら「おさじさん だいすき」とつぶやくのでした。

わずか18ページの短いストーリーですが、わが家の1歳児は「おさじさん」と図書館で出会ってからはもう夢中で、本屋さんで後日改めて買ったことはもちろん、今でもわが家の「絵本ビルボードチャート」のトップを独占しています。

そう、図書館は絵本の宝庫であり、宝島です。図書館に行って、思うがままにたくさんの絵本を借りてきて、お気に入りとの出会いがあったら本屋さんで買って、一生モノの絵本にする。これぞエコ時代の絵本との出会い方かもしれません。

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ライター
西村 創一朗
1988年生まれ。大学1年生で結婚。翌年5月、長男が生まれ父親となる。息子が0か月の頃から絵本を読み続け、大学生にして絵本歴1年に。
ブログ:ぷれぜんと。~学生パパの子育て奮闘日記~

2009年10月19日

(カテゴリ: 外遊び

かわいい子には旅をさせよ

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[Photo by mi04]

夏休み、シルバーウィークなどの大型連休、お子さんたちはどんな経験をしましたか?

子どもの成長と親の息抜きもかねて、子どもに一人旅をさせてみませんか?

もちろん、無理をさせる必要はありません。普段から行きたがっているところ、体験キャンプ、体験スクール、もしくは祖父母の家、仲のいい親戚のお兄ちゃんの家など、どこでも構いません。

また、家からの旅程全てを一人で行く必要もありません。宿泊先まで親が連れて行ってもOKです。重要なことは親と離れて一泊してみる、この経験が重要だと思っています。

小さい子の場合は、宿泊先に過度の迷惑をかけないよう、最低限のハードルは互いに確認しておく必要があります。オムツの要否や、朝晩のお支度がどの程度、できるのかなど、預ける側と預かる側、認識を一致させておかないと、いざというときにしこりが残ってしまいます。一般の体験キャンプ等の場合には、申込用紙やしおりに対象年齢やその他の制限事項が書いてありますし、分からなければ、主催者に相談してみましょう。

一方で、何かあったら、いつでも迎えに行くという腹決めが、親には必要です。

我が家の7歳の息子は、この夏休みに我が家から300km離れた、祖母の家に1週間泊まりました。1週間の間、静かで寂しくもあり、その一方でゆったりできるという面もあり、お互いいい経験をしました。平日に迎えに行くことも覚悟していましたが、幸い、予定の週末がきても帰ることが名残惜しそうでした。

そして、帰ってきた息子の顔は引き締まって、いい顔になっていました。

一方で、3歳年下の娘がテレビが自由に見ることができ、良かったという感想にも笑ってしまいました。傍から娘を見ていても、リラックスしているような雰囲気はありました。娘は娘で親を独り占めできて、良かったのだろうと思います。

そんないいことがいろいろとある、子どもの一人旅、1泊からでいいので挑戦してみてはいかがでしょう。

ライター
田崎 吉則
1968年生まれの会社員。小学生男子、保育園女子の父。外遊びと群れ遊びを積極的にさせたいと思っています。

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[photo by w00kie]

「パパも育児休業を取れます」と言うと、「え~、うちの会社にそんな規定ないし~」と言われる方がいます。

しかし、これは育児・介護休業法という法律で決まっていることなので、会社の規定にあろうがなかろうが、だれでも子どもが生まれれば育児休業を取得することができます。
自分は、2人目の子どもが生まれたときに、1ヵ月半という短い期間でしたが、育児休業を取りました。当時、会社には規定がありませんでしたが、自分の取得申請をきっかけに、会社の規定も見直されることになりました。よく言えば、個人の働き方に会社が合わせたわけです。

ただ、これまではそのような都合の良い働き方は、一般的な社会風潮として、許されることではありませんでした。高度経済成長期に、男性は仕事、女性は家事・育児という役割分業主義が確立し、男性の働き方も画一的となり、働き方は、会社側の方針に従っていれば良かったわけです。労働組合側も、多様性のある働き方については、近年になるまで、積極的に主張してこなかったのではないかと思います。

では、男性が育児休業を取得する意義はどこにあるのでしょうか。

これまでは母親が一方的に担ってきた幼少期の子育てに男性が積極的に加わることで、子育ての喜び・悩み・苦しみなどを夫婦で共有できるという大きな意味はありますが、それだけではありません。

これまでの男女の役割分業的な社会から脱皮できる突破口になるというところに、男性の育児休業取得の意義はあるのだと思います。男女の働き方を変え、生き方を変える起爆剤になるはずです。

つまり、男性の育児休業の取得や子育て期の短時間勤務を積極的に奨励することで、働き方の多様化が進みます。これまで男性社員に重要な業務を一方的に任せてきた会社にとっては、男性の長時間労働の誘発する一因にもなってきましたが、男性が育児休業や短時間勤務を取得し、子育てに積極的に関わることになれば、長時間労働の土壌を変えざるを得なくなります。

そうなると、当然業務内容を改めなくてはいけなくなり、労働生産性を上げて業務の効率化を進めたり、他の人に業務の一部を振り分けたりすることになります。そこで、女性社員に積極的に業務を振り分ければ、より多くの優秀な人材が発掘され、会社の経営にも寄与することになるかもしれません。女性社員にも積極的に責任を与えることで、働くことの喜びや楽しさを与えられたら、「自分が妊娠・出産しても会社に残りたい」という人が増え、妊娠・出産で辞める人も減るのではないかと思います。

2008年度の男性育児休業取得率が、前年比0.33ポイント減の1.23%になったことが明らかになりました。2007年12月に政労使で作られたワーク・ライフ・バランス行動指針では、2017年に男性の育児休業取得を10%にするという目標が掲げられていますが、このままではその実現は難しいのではないかと思います。
男性の育児休業取得をもっと積極的に、できれば長期間認めることで、ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティも実現できます。

自分の人生の中で、働いている期間は一部にすぎません。人生をより魅力あるものにするために、いまの働き方をどうすればよいのかをよく考え、会社に対してその思いをぶつけるべきだと思います。そのような人が増えていけば、会社が変わります。そして社会も変わっていくと思います。

関連記事父親の育児休暇がとりやすくなるかも?

yoshida

ライター
吉田 大樹
労働関係の専門誌の記者。1977年生まれ。埼玉在住の3児のパパ。妊娠出産母乳以外は家事育児何でもやります。皿洗いが一番好き。趣味は哲学すること。
ブログ:ヨッシー・ハイロックの日々是哲学

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10月7日(水)、コクヨ東京ショールームでの『パパサロン』とのコラボレーションで、パパスイッチ初のイベント『パパ交流会』が開催され、先日、ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也氏の講演、パネルディスカッションの様子を書かせていただきました。

参考記事
パパサロン&パパ交流会レポート(1)/安藤氏の講演
パパサロン&パパ交流会レポート(2)/パネルディスカッション

Papaevent06_3 上記に続き、最後に、本イベントに参加されたパパのみなさまたちがグループを作り、ビールを飲みながら、パパとしての過ごし方や日頃の悩みなどの意見を交換。グループごとにそれぞれ話し合ったテーマと結果を発表していただきました。中でも困ってる方が多かったのが、「しかり方」。

「しかり方」について選んだグループから
悪いことをしたら、先延ばしせず、すぐ怒る
ママがしかるから、パパは守る。役割分担してる
しかるのが苦手なら、とことんほめてあげればいいのでは?

など、答えが1つではないテーマだけにさまざまな意見が出ています。

そんな発表に対して、ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤氏は、さらにしかるときのちょっとしたアドバイスをコメントしてくれました。

「しかる・怒るのはパパの悩みですよね。ほめる:しかるのバランスは、ほめる8:しかる2くらいがちょうどよい。怒るより、指導するというニュアンスでしょうね。注意してほしいのは、しかるときの目線。なるべく、膝を折って、子どもと同じ目線にあわせ、目を見ながらしかってほしい。決して、上から見下ろさないように」

さらにこう付け加えます。
「なにより、大事なことはパパが怒り、日常の細かい注意はママがしかるような役割がいいと思います。そして、ママに怒られた子どもを、お風呂に一緒に入って“なんでしかられたかわかるか?”なんて話しながら、一緒に反省してあげるといいじゃないかな」と。

きっと、このイベントに参加したパパは、このシチュエーションを実践するに違いないと思える的確なアドバイスが安藤氏から次から次へと出てきました。

あっという間のパパサロン&パパ交流会でしたが、父親同士が悩みを共有したり、アドバイスしたりする機会や場はめずらしく、参加者のみなさんがイキイキと子どもの話をしている様子がとても印象的でした。

『パパを楽しむ。』

あっという間に過ぎてしまう子育て期は、パパにとって人間的にも社会人として成長できるチャンスなのかもしれませんね。非常に有意義な交流会でした。

また開催したいと思います。

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10月7日(水)、コクヨ東京ショールームでの『パパサロン』とのコラボレーションで、パパスイッチ初のイベント『パパ交流会』が開催され、先日、ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也氏の講演の様子を書かせていただきました。

参考記事
パパサロン&パパ交流会レポート(1)/安藤氏の講演

Papaevent0402 講演の後、安藤氏と、コクヨで企業向けに行動変革のコンサルティングを手がける鈴木健一氏、そしてニフティでパパスイッチのウェブマスターを担当している桑田の3人によるパネルディスカッションがおこなわれました。3人ともパパとして、育児に関わる存在ですが、それぞれのライフスタイルに合わせた育児スタイルがあり、興味深い内容となりましたので、一部ご紹介します。

-どうすれば、仕事は早く切り上げて早く帰宅できる?

桑田「朝7時半に家で出て、夜はすごく遅いですね。0時に帰宅することもあります。」
鈴木「朝は3時に起きて、早く出社し、9時には子どもと一緒に寝てます!」

いきなり、二人のライフスタイルの違いが明らかになりましたが、安藤さんは、子どもと一緒に過ごせる「時間」がとても重要だと言います。日々成長する子どもと一緒に体験できる「時間」を作るためには、会社の業務を効率よくしなければ実現できない。どうすればいいのでしょうか?安藤さんは続けます。

「会社の中で、“あの人は家庭を大事にするファミリーマンだよね”っていう、印象付けも効果的です」

早く家に帰って、育児するパパを大事にしているということを、会社のみんなに理解してもらうことで、周囲の理解を得る。「そういうライフスタイルって素敵だよね」っていう世界観をまわりに影響させることで、みんなが仕事を効率的にこなし、早く帰宅しようという雰囲気になっていくことでしょう。

職場のデスクに家族の写真を飾るだけでも効果ありそうですね。

- ママは解決して欲しいんじゃない。認めて欲しいんです!

鈴木「ママに対して、いつも“主語は?”って指摘してしまうんですよ...(泣)」
安藤「よくいますよね~、ママに、で、“結論は?”って問いただすパパ(笑)」

ビジネスモードが抜けきれない父親は、母親の投げかけに対して、“早期解決の提案”をしてしまうことが多い。また、聞いて欲しい母親に対して、“結論”を求めてしまう。

ママが求めているのは、解決の提案でも、結論でもなく、パパに「聞いて欲しい」のです。聞いて、認めてもらいたい、同意してもらいたいんです。

これは、男性と女性の決定的な違いかもしれません。「なるほど!」と思っても、実践できるかどうか。

家に帰ったら、ビジネスモードをファミリーモードのスイッチに切り替える。これがパパを楽しむポイントかもしれませんね。

3人のパネルディスカッションを聴くパパたちが、「あるある~!」「そうなんだよ!」といった表情が印象的でした。

~続く~

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10月7日(水)、コクヨ東京ショールームでの『パパサロン』とのコラボレーションで、パパスイッチ初のイベント『パパ交流会』が開催されました。

参考記事
コクヨ「パパサロン」との共同イベント『パパ交流会』参加者大募集!

このイベントで、たくさんのパパと楽しく交流させていただきました。参加されたパパの皆さま、ありがとうございました。当日のイベント様子を3回にわけてご紹介させていただきます。

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■講演
スピーカー:ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也氏

Papaevent03 育児も仕事も笑って楽しむ父親を増やそうと、NPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し、さまざまな普及活動を展開する安藤哲也さん。育児も仕事も楽しむためには、どう子どもや家族と向き合い、取り組むといいかのポイントをお話しいただきました。

- 子どもが生まれてから、夫婦関係が悪化した?

安藤さんは、パパを楽しむためには、夫婦のよい関係がとても重要だと言います。夫婦の仲が悪いことは、計り知れないほどの悪影響を子育てに及ぼします。子どもはパパ/ママの関係をよく見ています。

最近、夫婦仲がよくないことから「夫の不在、妻の過干渉」に発展するケースが多く見受けられ、そういった家族関係は、子どもの自立や自尊心の阻害になることもあります。子育てを楽しむには、まず土台となる家族の関係をしっかり作ることが大事であることを再認識します。

- 父親による「課題/地域/会社」の関係が変わった?

かつての1970年、いわゆる高度経済成長だった頃、父親のまわりには、会社/地域/家庭の3つがよい意味で関わり、つながり、よいバランスを保っていた時代でした。それが、バブル崩壊後以降になると、地域、家庭が分離し、かつての3つの連鎖はなくなることで、「会社のみ」となってしまった父親が増えてしまったと安藤さんは言います。

- 父親が育児に関わるメリットってなに?

パパが育児に関わることで、何がよくなるんでしょう?
まず、ママの育児の負荷が軽減され、それによりストレスも軽くなります。精神的な面が大きいかもしれませんね。それによって、ママの機嫌がよくなり、夫婦が笑顔になる。まず、夫婦の関係がよくなること。

子どもにとっては、父親とのコミュニケーションによって、社会性が高まるでしょう。言葉も早く身に付くと言われています。

安藤さんは、続けてこう言います。
パパ本人にとって、なにより自活力が高まるといいます。自身の世界が広がり、仕事でも有効な能力がつき、人生が楽しくなる。地球上でパパほど、すばらしい仕事はない!期間限定のプロジェクトXだ!」


安藤さんのお話を聞いていると、「パパを楽しまないことで人生を損するかも。。」と思えるほど、ワクワクしていきます。

父親の育児は、義務じゃない。家族サービスなんていう発想はやめよう。もっと主体的に取り組めばきっと楽しい、という気になってきます。最後に、安藤さんはこのメッセージで締めくくりました。

「父親が変われば、家庭が変わる、地域が変わる、企業が変わる、社会が変わる」

世界を“チェンジ”するのは、パパなのかもしれませんね。

~続く~

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