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娘(長女)が生まれて2ヶ月が経った頃。出産病院で同室だったママ友の家族が我が家に遊びに来たことがありました。
子育て苦労話などをわいわい両夫婦で披露しあっている途中で、友人の子どもからウンチの音。そこでおしゃべりは中断です。
ママ友は旦那さんに「ねえ、オムツ替えてよ」と言いました。その依頼に彼は「えー、俺が替えるの・・・。」と、なんとも気まずい顔。
その様子を見た私は、「なんでそんな顔をするのだろう?」と不思議に感じました。しかし、その後の二人のやり取りを見て、理由が分かりました。
恐る恐るオムツを替えている彼の横で、妻は「あー、そうじゃない!ここも拭いて!もっとしっかり止めて!」と色々と指摘。言われれば言われるほど体が硬くなり、ますます思うようにオムツ替えができなくなる彼。まるで、厳しい教師と生徒のようなのです。
これでは、私が彼の立場でもオムツ替えから逃げたくなります。きっと、「自信なくオムツ替え→指摘されて更に自信喪失→自信なくオムツ替え・・・」という悪循環がこれまでに何度か繰り返され、徐々にオムツ替えへの苦手意識が芽生えたのでしょう。
このようなことが、オムツ替えだけではなく他の育児でも起きていたらどうでしょう?子育て全般に苦手意識を持つことになるのではないでしょうか。もしかすると、「夫が子育てにあまり協力的じゃない」という悩みの原因は、こういうところにあるのかもしれません。
我が家では、子育てに関して夫婦間で師弟関係になるようなことはあまりありません。
その理由は、二人同じタイミングで『初体験』をしているから。
オムツ替えも、沐浴も、爪切りも、ミルク作りも、離乳食作りもほとんど何もかもです。自信ない者同士がおっかなびっくり一緒に初体験をすれば、師弟関係はできません。むしろ「同志」となります。
そのためには、『初体験』を一緒にする努力が必要です。つまり、出産直後に数週間休みを取って子育てをしたり、お祝い行事にはお休みを取って行事を行ったりするなど、初体験のタイミングを逃さないように時間を確保する努力が必要です。
既に師弟関係ができあがっている夫婦の場合は「師」の側の努力も必要です。先生から見ると、モタモタとした危なっかしい手つきの生徒の動作はきちんと指導したくなるかもしれません。しかしそこはぐっと抑え、誉めたり励ましたりしながらポイントをアドバイスしてはいかがでしょうか。誉め合い、認め合う関係の方がきっと楽しい子育てにつながると思います。
- ライター
- MAKI
- 1歳の女の子のママ。小学生向け科学実験教室の企画・運営を仕事とし、娘が生まれて3ヶ月で会社復帰。仕事と育児を楽しく両立する方法を模索中。