2009年7月 4日

(カテゴリ: 外遊び

地元でできる身近な“漁”

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「パパザリガニいた!オタマジャクシいた!獲ろう!」

「おう、待ってろ、今いく!あ、まだ網入れるな!タイミングが命なんだ!一緒にやるぞー、うりゃ!よーっしゃ、ざっくざく獲れた!それ、バケツに入れろー!」

近所の田んぼ脇の用水路は生き物の宝庫。春から夏にかけてはまさに“漁”の季節です。
今回はわざわざ海や山に繰り出さずとも、家の周りで手軽に楽しめる“漁”の魅力をお届けします。

近所の田んぼに繰り出し、その脇の用水路(大きくてもせいぜい幅1.5メートル、深さ20センチ程度のどうやっても溺れなさそうなちっちゃい水路)を子供と一緒に覗いてみてください。何やらもぞもぞと水の中を動き回る生き物たちの気配がきっと感じられるはず。そして、それを見た子供の目が漁師の鋭い目付きに変わっているのが感じられるかもしれません。さあ、早速漁の開始です。

漁の道具は、魚採り用の網(そこが平べったい付け根のしっかりしたもの)、布バケツ、プラスチックの採集ケースだけで十分。布バケツとプラケースにはあらかじめ用水路の水を汲んでおきます。

まずは道具を何も持たず、漁場の下見。
用水路を覗き込みながら、水中を蠢く何者かの気配が強く感じられるエリアを丹念に調査して回ります。底の浅い用水路なら、素早い動きで水中で泥煙をあげて動き回るザリガニや、もそもそもそっという感じでコミカルに動き回るオタマジャクシ、そして水面を群れをなして泳ぎ回るメダカ等の姿が思いのほか容易に見つけられ、だんだん親子ともども興奮の色を隠せなくなってくるのではないかと思います。

いくつか漁場を絞り込んだら、網を手にいざ出陣!
遠慮はいりません。何かの気配が感じられたエリアに頭から網を振りかざし、底の泥含めて一気にすくい取ります!その泥を地面にぶちまけ、子供と一緒に中に何かいないか、よーく観察してみて下さい。泥の中からひょっこり顔を出す小さな生き物たちがきっといるはずです。獲物をゲットしたら子供と一緒に「ザリガニー!」とか「メダカー!」とか獲物の名前を大声で叫び、大はしゃぎしながら素手でつかみ取り、一旦水を張った布バケツに投入して泥を落としましょう。

獲物が溜まったら親子でじっくり観察!
これを何度か繰り返して獲物が溜まってきたら、布バケツからプラケースに獲物を移し替え、親子でじっくり観察してみましょう。太陽の光を当てて横から眺めると、オタマジャクシもザリガニもメダカも、上から見た姿とは全く印象が違い、それぞれが個性的な顔を持ち、必死にえら呼吸をして、小さくても立派に「生きている」ということが感じられると思います。

そんな小さくても懸命に「生きている」生き物たちを愛おしむ気持ちを心のどこかに持つことができれば、それらを育む身の回りの自然環境が決して自分たちだけのものではないことにやがて気付き、地球にやさしい子、視野の広い子に育っていく・・・かもしれません。

そして、漁のツボがわかって次々獲物をゲットするパパにその辺の小学生たちが羨望のまなざしを向けるとき、その様子を見ていた子供の中でパパ株がぐんぐん上昇していくこと間違いなしです。うちのパパやるじゃん、ってね。

nagatomo

ライター
長友 英哲
1977年宮崎県生まれ関東近辺育ち。某総合商社管理部門勤務。
同い年の妻と4歳男児の3人家族の大黒柱。カヌー、釣り、キャンプ等の地球と戯れる遊びが大好き。
ブログ:BOBLOG

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コメント





コメント一覧

すくい上げた網に獲物を発見した時の喜びは、子供の頃と変わらない気がします。わが家ではセルビン(びんどう)もよく使いますが、ゲットしたときの喜びは網の方が断然いいですね。「網使いはタイミングが命なんだ!」そのとおりですね!パパ友同士でも網使いの技術交流会とかあれば楽しそうです。

投稿: 宮島M | 2009年7月 4日 23時00分

僕も散々やりました。子どもを引き連れて。

今、息子は中学2年生。
誘っても、なかなかついてこなくなっています。

そう思うと、子育ては「期間限定」
子どもと遊ぶアイテムは、何も高価なものやゲームだけではないですもんね!

こんな風に、子どもと遊びながら何かを伝えられるパパが増えるといいなーって思いました。

投稿: カタヤマ | 2009年7月 5日 11時41分

コメントありがとうございました。

そうなんです!獲物をゲットした喜び、子供のころと全く変わらないんです。子供のころ、毎日のように自転車を駆って近所の漁場に足を向けていた、あの気持ちのまま、子供と一緒に遊べることに、本当に幸せを感じます。「子育ては期間限定」って、仰るとおりですよね。
そのうちいつか、という言葉は子育てには全く使えない言葉で、いつも、今この時を大切にしっかり楽しむしかない、と実感しています。全力で一緒に遊び、一緒に学ぶパパでありたいですね。

投稿: 長友 | 2009年7月 6日 23時08分

我が家では、ハエとか蚊などを、私が手づかみで捕まえるのを見て、息子もカミサンも、そして遊びに来ている息子の友達も「すっげー!」っとほめてくれます。

魚釣りでもいいし、カブトムシ捕りでもいいし、家のハエを追いかけるのでもいいですが、「生き物」に触れながら、ってのは、子育てには大切ですね。

投稿: かわしま | 2009年7月 8日 17時45分

かわしまさん、コメントありがとうございます。

ハエ手づかみはすごいですね~。
きっと子供心にも、カンフー親父っぽくてかっこよく見えてると思います。
僕も今度ハエを見つけたら、丸めた新聞ではなく、素手で挑みたいと思います!
ハエ、蚊の類も含めて生き物と触れ合うことは、おっしゃる通り子育てにとっても大切だと僕も思います。
生き物との触れ合いを通じて弱肉強食の世界、生々しい食物連鎖の実態を知り、自分の命の大切さ、守るべき命のはかなさなんかを感じる優しく強い子に育ってくれればといつも思っています。

投稿: 長友 | 2009年7月15日 19時25分

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